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百聞は一見にしかず!

  • Jun 12, 2020
  • 2 min read

今回は涼平くん!知識豊富で世界史が得意な涼平くんがカンボジアで感じたことを書きます!

 


大学の講義をいくつか受けると途上国の農村はたいてい「低所得」と教わる。そして、私は貧困=不幸とも考えてしまっていた。

 そのようなステレオタイプを携えて、カンボジアに降り立った。市内は活気に溢れ、人々はとても幸せそうだった。本当にどうかは知らないが、毎日の生活が楽しそうだった。日本の年間自殺者の数が異常ということがよくわかる。途上国には行ったことがあったが、農村に行くのはカンボジアが初めてだった。日本から持ち込んだステレオタイプは村の方々への聞き取り調査の中で崩れた。村の方々は確かに低所得である。しかし、どこにも暗い人はいなかった。村の方々は、よそ者である私たちを優しい微笑みをもって迎えてくれた。その時、ああ、所得がどうこうとか気にする必要はないんだな、と感じた。GDPやら、そのような数字は大きいからと言って幸福の度合いが高いとは限らない。そのことを肌で感じた。

 シェムリアップ市内ではカンボジア人の日本語ガイドと知り合った。彼は私より5つ程歳が離れているようだった。話を聞いていると、日本語はお寺で習得したという。お寺には電気が通っていなかったらしく、ロウソクの光で勉強したとも聞いた。その話を聞くと、いかに今まで勉強していた環境が恵まれているかに気付く。エアコンで夏は涼しく、冬は暖かく、通信環境、書物などが十分過ぎる環境が日本にはある。環境は問題ではないと強く言われた感じがした。

 「百聞は一見にしかず」という言葉があるが、まさにその通りだ。いくら本を読み、統計の数字を睨み、分析しても、実際に訪れないとわからない。大学の講義で言われることも実際に行かないとわからない。カンボジアでの経験はそんな当たり前の事を教えてくれた。カンボジアの人々は、日本人より生き生きしていた。どちらが良いかどうかはわからない。でも、私はカンボジアの人々の活気の中で生きていきたいとも思った。

 
 
 

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